Wind-to-X

浮体式洋上風力タービンをマイクログリッドに配置し、新規または既存の施設にクリーンで再生可能なエネルギーを供給することにより、洋上事業の脱炭素化を支援します。

洋上施設への電力供給

マイクログリッドとは、特定の場所や施設に設置された、局所的で独立した地産地消型のエネルギーシステムであり、中央送電網からの送電が現実的でない場合や費用がかかりすぎる場合に適しています。

WindFloat®はその設置の柔軟性と広いデッキスペースを活かし、グリッドから遠く離れた水産養殖場、深海資源採掘事業、石油・ガス生産施設などの新規・既存の洋上施設へクリーンで再生可能な電力を供給するのに特に適した技術です。浮体式風力発電機を自律型マイクログリッドに配置することで、化石燃料発電機に比較してコストを削減することができ、、上記のような陸から離れた洋上の産業活動における脱炭素化を促進し、ブルーエコノミーの二酸化炭素排出量削減につながります。

ノルウェーの大陸棚ではゼロカーボンを目指す政府の政策、この地域に強力な風力資源があること、および必要な部品を提供可能な周辺地域のサプライチェーンの適合性などを背景に、いくつかの開発が進行しています。プリンシプルパワーは、他の地域にも関連し、迅速に適用できるような経験をもって、設計をより良くするためのコンセプトスタディを事業者に提供してきました。